自問不答

人はしばしば、目的を忘れる

動機を忘れる

目の前のことをこなすことのみに必死になることは、悪いことじゃない

ただ、なんでそれに必死になっているか、その根本的な部分を忘れちゃいけない

豚を殺すのは、あくまでも豚を食べるためであって、豚を殺すためじゃない

豚を殺したいがために、豚を殺すのは、極めて動物的(≒非人間的)といえる

人を殺したいと考えるのは、嫉妬、恨み、復讐、それら人間の内側にある感情を解決するためであって、人を殺したいからじゃない

もちろん、なにも背負わないことが一番楽なことを僕は知っているし、多分、それは事実だ

ただ、なにも背負わない人間には、少なくとも他人が価値を見出すことがないということも、多分、紛れも無い事実だ

それに気づかずに、僕は楽をする

背中の荷物をおろす

それを背負って登りきることに意味があることを忘れて

その身1つで登ることに意味はないのに

勘違いしないでほしい

苦労することが偉いとか、頑張れば頑張るほど偉いとか、そんなことを言いたいんじゃない

ただ、そもそもどうして漕ぎ始めたかを忘れちゃいけない、それだけなんだ

目的地に着くために舟を漕ぎ始めたのなら、目的地にたどり着けない限り、いくら楽に、いくら長く漕いでも意味がないんだ

楽をすることは悪いことじゃない

むしろ、積極的に楽をするべきだ

なるべく身軽に、生きるべきだ

ただ、これだけは絶対に手放しちゃいけないというもの、それを見失っちゃいけないんだ

なぜ、どうにかして楽をしてまでも、続けたいのか、生きたいのか

なぜそこまで生きることに意味を魅力を感じているのか

それを背負っているからだ

全部失くしちゃったら

意味なんてないんだ

そんな簡単なこともわからないのなら、死んでしまえ、バカものが